日常

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大学に落ちた話

※この文章中に一部自慢とも取れる部分がありますが、努力を怠り国公立大学に落ちた自分には何一つ自慢出来る事などありません。

 

 

 

 

悲しいことに昨日の合格発表で東京大学っぽい名前の所に落ちたという事実を突きつけられました。現在の心境としては不思議とあまり悔しくないけど代わりにものすごい虚無感に襲われています。

愛する後輩たちにはこんな惨めな思いをして欲しくないので今回は反省点と共に自らの怠惰な受験期を振り返りつつ、来年度の受験生にとって少しでも役に立てるような情報を記していこうと思います。

 

 


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今のうちにやっておくべき事

1.  受験する私立大学の決定

これに関しては私立大学受験終了後に自分の周りでもかなり多くの人間が悩まされていました。

 

現役生の多くが通っている予備校のほとんどでは「数字」を稼ぐために確実に受かるような私立大学をあたかもレベルが高い大学の様に説明し、セン利、セン併、一般等の様々な方法で受験させようとしてきます。(因みに某T進はそのパターンです。入校を考えている現役生は今すぐ辞めましょう。通ってる人は講座を最小限に絞ってセンター演習とか2次の演習だけやれ。)

 

実際私自身も某予備校にまんまと騙され、冷静に考えると受ける必要の全く無いセンター併用を受けさせられることになりました。(センター併用で受かる人間はどう足掻いてもセンター利用か一般で受かる)

 

また、予備校とは別のベクトルで学校での進路相談は全くあてにならないので最終的に受験する大学はある程度自分の意思で決めておかなければいけません。

 

私は実際に私立大学の入試会場に行ってみて、予備校から聞かされていたものより遥かにレベルの低い受験生、入試問題にかなり驚かされました。

 

クラス内ではかなり英語長文を解くスピードの遅い方の私が30分で解き終わるような英語の問題ですら各所から「解き終わらなかった」、「難しすぎるだろこれ」といった声が上がっていました。

 

実際、俗に言う学区内トップ校以上に通っている方々なら最難関私大以外だとそういった体験もあるかと思われます。

 

また、後々になってセンター利用でME○CHだったり関○同立あたりなら高い確率で通ってた事も分かって本気で後悔したりもしました。(もちろん受かる見通しのあった学部数は少ないが)

 

この経験から自分の得意科目を早々に見極めて、少々レベルが高い私大でも(早慶あたりは除く)センター利用だけでもいいので受けておく事をおすすめします。特に立命館あたりは学部数も多くて3教科からのセンター利用が出来るのでかなり通りやすくおすすめです。

 

例えセンター(共通テスト)直前の模試が300点でも本番で850点を取れる可能性も無いわけではないです。というか1次試験なんてそんなもんです。余程成績が安定している人以外はほぼ確実に上振れや下振れがあると言っても過言ではないでしょう。

 

極論を言うとFランの底辺に属していても1次試験の成績さえ良ければ早慶にすら通るんですね。全く嫌な世の中ですよ。指定校早慶でドヤ顔してるFラン出身は息絶えろ。

 

 

 

2.  早めに科目数を絞っておく

これは最も大切ながら非常に難しい事です。

 

僕はセンター試験で失敗を喫したせいで兼ねてより目標に掲げてきた九州大学を諦めてPDFの文書が軒並み文字化けする大学に志望大学を変更しました。

 

ここで、今まで九州大学を目標に掲げて勉強して来たことが仇となったと感じました。

 

センター試験終了直後までは九州大学を受験するものとばかり思って苦手教科ながらも数学の勉強にかなりの時間を割いてきましたが、偽東京大学の2次試験に必要なのは国、英、(数、地歴から選択)の3教科でした。

 

2次数学にもかなりの時間を割きましたが、自覚する唯一の得意教科が地理だったので私は苦渋の選択ではありましたが結局選択科目を地理にする事を決定しました。

 

センター本番の数学もかなり傾向に変化が見られ、直前の模試よりかなり低い点数を取ってしまったので結果的に私の3年間の数学の勉強はほぼ無駄だったと言えます。(過程が無駄だったとは思わないが)

 

この経験から、「志望校を決めてから教科を考える」のではなく「教科をある程度絞ってから志望校を決める」こともある程度視野に入れて欲しいと感じました。

 

例えば、国語と英語に関しては天才的だけど数学が壊滅的に出来ない人がいたとします。私は、この場合無理をして数学を伸ばすのではなく、持ち味である国語と英語をさらに伸ばして外語系の大学(犯大、国際強要大、頭狂外大など)を志望するのが正解だと思います。

 

環境が環境だけに九大をやたらと推される風潮がありますがそんな物は無視して自分の本当に進みたい道を切り拓きましょう。じゃないと出願校ごとに違う教科に混乱して死にます。

 

 

 

3.  勉強は出来るだけ田舎で

これは受験勉強に臨むうえでかなり重要な要素になります。

 

ゲーム系のアプリを消しておくことを第1前提とすると(Twitterは絶対消すな。楽しいから。)都市部と田舎ではやれる事の幅がかなり異なります。

 

例を挙げると、某E進館のある天神地区はゲームセンター(ゲームができる)、書店(本が買える)、ラーメン屋(ラーメンが食べれる)など、勉強を阻害するためにあるような施設が多数存在しています。

 

これらの存在により、受験生は毎日のストレスの解消法に関して「日頃頑張ってるから今日ぐらいいいや」という解答を導き出してしまい、日に日に1日あたりの勉強量のハードルが下がっていってしまいます。

 

実際に僕の通っていた予備校にもタピオカ屋と食事室の間を反復横跳びして1日を終えているような人間が数名いました。

 

これに対して田舎にはせいぜいイオンモール程度しかなく、8分もいたら飽きてしまうのがオチです。

 

娯楽を取り上げられた受験生に残された選択肢は勉強か自害しか無いので必然的に勉強時間は伸びることとなります。

 

強いて言えば私のように自宅周辺が大都会で摩天楼に囲まれているような人間は交通費が嵩む可能性がありますが、勉強の能率には変えられません。Time is money. です。

 

 

 

4.  参考書は買いすぎない

これもかなり大事です。

 

書店で実際に手に取って、周囲の意見も聞いて、厳選したものをまずは1冊やり終えることを目標とし、大切に使うことが成績の伸びに繋がると思います。

 

私が失敗したのはとりあえず参考書を買って放置する、というパターンです。

 

多方面からの意見に付和雷同に影響されてしまった私は、一気に数冊の参考書を買って、その半分以上を読破すらしないという経験をしました。

 

シンプルにお金も勿体ないし、何故か「参考書をたくさん持っている」という状況にあぐらをかいてどの書籍からも中途半端な知識しか得られなかった(得ようとしなかった)事は今でも後悔しています。

 

新3年には少し遅いアドバイスかもしれませんが、英単語帳に関しては鉄壁やシス単プレミアムを、英語文法に関しては標準英語文法問題精巧をおすすめしたいです。個人的に古文単語は某予備校教師みたいにゴロで覚えるより漢字を意味と照らし合わせて覚えた方がいいと思います。

 

 

 

受験期を過ごすにあたって

基本的に勉強と両立できている人以外はゲーム系のアプリは消しておいた方がいいと思います。(するかしないかでスマホを触る時間にかなり差が出るので)

 

また、単純な事ですが、日頃からの早寝早起きは受験当日の体調や勉強の能率にも影響を与えるかなり重要な要素です。

 

寝る前にスマホを触るのも出来れば控えた方が良いです。(睡眠が浅くなって疲れが取れないので)

 

定期的に蒸気アイマスクをするのと鼻呼吸テープを貼るのは目覚めの良さに直結するためかなりおすすめします。

 

エナジードリンク、コーヒーはついつい手を出しがちですが、体調を崩す要因となるので極力控えた方がいいです。特に朝にエナジードリンクを飲むと人によっては酷い吐き気に襲われます。

 

よく「受験はあっという間」という言葉を耳にしますが、来年受験をする方々にはまだ多くの時間が残されています。所謂「定期テスト型」の短期記憶ではなく、出来るだけ丁寧に要所から押さえていくような勉強が重要になります。

 

普段から2次試験の勉強を短期記憶型で行っていると1次試験が終わったあと、思ったより知識が抜け落ちており、かなり焦る羽目になるかと思われます。

 

模試の結果が返却されるにあたって、判定や順位に悩まされる人もいると思いますが、正直な事を言うと判定は全くアテになりません。

 

昨年のT進模試では何故か九大経済経営の判定が京大並に厳しかったことがあり、精神的に不安定になった時期もありました。(学部内3位がC判定だと聞いてなんとか立ち直った)

 

判定はあくまでその模試の成績で判断されたものであり、さらにその状態で受験した際の合格確率なので信用しなくて大丈夫です。

 

実際自分は九大から逃げて偽東京大を受験しましたが、九大と偽東京大の倍率には3倍近い差があって挑戦しておけばよかったという後悔も残りました。

 

来年度受験をする皆さんは是非、模試の判定なんかに惑わされることなく突き進んで欲しいと思います。

 

最後になりますが、周りの事は何も気にせず、自分自身と戦って下さい。受験勉強においても、受験会場においてもです。

 

「受験は団体戦」なんてのはふざけた話で、どう考えても受験は個人戦です。かといって周りと競いすぎるとプライドが傷ついたり、競争相手の像が不透明になった場合に目的を見失ったりするのであくまで他人と競うことなく、自分の出来る努力を地道に重ねていきましょう。

 

ベタですが自分が今やらなければならない事を理解し、1つずつこなして積み重ねていった人間が「合格」という1つのゴールにたどり着けるのだと思います。

 

このような駄文を最後まで読んで下さった皆さんが1年後(2年後)の合格発表を笑顔で迎えられることを心から願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

_______________ T進は一般生から搾取した大金を合格実績を稼ぐために在籍だけさせている東大特進勢に横流しするクソ企業なので早く倒産しろ。